千葉 房総 古民家でオーダー家具製作
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壁ぶち抜き

 

床の色が変わってる所に壁があって鬱陶しいので窓取り付けていたのですが

それでも鬱陶しい。で、壁取り払い。元々カーペットの場所は一段下がった土間

だったようで上の梁も現れ部屋の空間としては完成度が高い。古民家リフォーム

というより元の状態を探してるような。寒くなるかなと思いましたが元々

寒いのでなんとかなりそう。それより空間が気持ちよくなりました。

玄関ドア再制作

玄関ドア再制作

以前UPしたドアは工務店でキャンセルになったものを

頂き改造したもので色々無理があったので今回一から

製作。材は米ヒバ、杉、欅、など端材でやりくりです。

玄関全体を改造した時の方針でまあ大正ロマン風を

意識してみましたが窓の部分は難儀しました。建具屋さん

ではないので多分方法が違うと思いますが結果オーライ

と言うことでかんべんです。

 

アルミサッシを木製サッシに作製交換

ハーフグラデーションガラスのアルミサッシ

 

ジャン!ぜーんぶ取り外し

 

ああ、スッキリ

 

またまたどうしても嫌だった戸を改造交換。

多くの古民家は便利、安いでアルミサッシに変えられています。

しかも当時流行ったハーフグラデーションのすりガラス。

これがまあ神経逆撫で、やだなあと思いつつ6年も経ってしまい

ました。最近建具制作が多く多少自信もついたので思い切って

制作してみることに。材は裏山のヒノキのあまり物なので柾目

でそろえるなんて贅沢は出来ませんがなんとか格好がついたような。

例によって左右、表裏、間違えたりガラス溝ピッタリ過ぎて

入らなかったりと難儀続きで近くで見ないでクオリティ。

しかもまた古民家特有のユガミとのダマシアイ。あっち持ち上げ

こっち削り、そっち叩いてウーム出来上がり。

戸車だけはベアリング付き最高級品を使ったら

すーっと音もなく快適快適。

 

古民家手摺製作

越してきた当時はアルミ製の半端な手摺が付いていたのですが

気に入らず即撤去。今回またまた重い腰を上げて製作。

裏山の檜も残り少なくなってきました。本体は組んで製作

しましたが取り付けは少し難儀しました。まあ最後はコースレッド

(木ネジ)があると逃げ道は考えていましたが。ところで

これは「手摺」で良いのでしょうか?「欄干」じゃないし・・

家の作りやうは夏を旨とすべし

「家の作りやうは夏を旨とすべし。」

の古民家は冬は寒いべし!

で、欠損してた元土間と座敷の境目の

板戸障子製作。少しは暖かくなったような。

古民家の歪みに合わせて歪んだ建具作るのは

あまり嬉しくないのですね。

建具はきっちり作ってなんぼでしょう。

 

これは裏山の杉です。

 

ジャッキアップ?ダウン?

古民家の必需品ジャッキ!

 

今時古民家は大抵木製の戸は取り払われアルミサッシに

変えられています。長年の風雨で歪んだり腐ったりで

すべりが悪くなり、そんな時にアルミサッシ

が出現したもんだからみなさん飛びついたのですね。

そらあ狂いにくいし軽いし腐りにくいしスウーッと動くし

便利便利。木製は貧乏くせーと。しかーし、家全体が歪むと

アルミサッシは調整に限度があるし開かないとなると開かない!

そこで考えました。両脇が下がっているのを持ち上げるのは

シンドイ。んじゃ中央下げれば良いじゃん。

で中央を持ち上げてホゾ分残し短くしてジャッキ外して

沈み込みを利用して、、ほら軽く動くようになった。

けど長年歪んでたので隙間が、、、ま、徐々に下がってくるでしょう。

ホゾ穴は大抵ゆとりをとって深く掘ってあるので大丈夫だったのですが

全ての大工さんがこうしたかどうかは分かりませんので

まねして失敗しないようにしましょう。

 

あ、家具作るのなら戸も作ればという声が、、

でも歪んだ家にあわせて歪んだ物作るのは

どうもなあ、なのです。

 

濡れ縁製作

 

濡れ縁製作

 

裏庭がどうしても裏の感じなので濡れ縁を作ってみました。

5年前に伐採した裏山のヒノキですが色々使っているうちに残り僅かに。

節、割れ、腐れの端材を寄せ集め、それでも足りないので

バンドソー製材でなんとか間に合わせました。土台の石は

縁の下に転がっていたものを形成。大谷石かな?削るのは

柔らかいので楽です。ただその分水分が上がるかもですが、

軒下なので良しとしましょう。この濡れ縁で気が付いたことがあります。

上部板を張るのに最初錆びないようにとステンレスのコースレッド

(木ねじ)を使用したのですがなんとも落ち着かないのです。

翌日全部外してステンレスの釘に変えてやっと落ち着きました。

そうですコースレッドを使うと流行のデッキ風になってしまうのですね。

それで・・・裏の感じは・・・少しだけ”裏”脱出したと思いたいです。

あれ〜!の桧

IMG_1220.JPG

 

巾20cm厚さ10cm長さ4mの桧

 

友人宅を改装するため友人宅(古民家)に保存してあった桧

割ってみたらこんな状態。うーん残念!積み重ねて保存して

あった時黒くでかい蟻が多くいたので心配だったのですが、、。

節も少なくかなり良材に見えたので使えると思ったのですが

半分スカスカです。この辺の古民家によくあるのですが

いつか使うだろう古材が保存してあり、代が変わって住宅事情

も変わってしまい使わないまま朽ちていくものが多いようです。

特に欅、桧、のような高価な材は自分の山から出たものを

次の代が家を建てる時用に保存しておいたのですね。

ですが現場で刻んで大黒柱や梁なんかを造る大工さんも居ないし

この辺りでもピンクのサイディングなんてのが多いですから。

 

 

 

なんじゃこりゃー

IMG_1207.JPG

 

なんじゃこりゃ〜!の屋根

古民家(住い)の西側屋根の瓦がずれてきたのでちょっと

剥がしてみたらこんなことになっていました。前から湿っぽくて

気にはなっていたのですが、、、野地板、垂木ズブズブで

ルーフィングもボロボロ。ここの西側は杉の木が植えてあって

まったく日が差さないしその枯葉が樋に詰まっていて修理痕

が痛々しい所でした。でもなあマサカこれ程とは。

大抵の物は修理、製作、してしまうのですが

屋根は手を出さないと決めているので(危険と言うより怖い)

プロにお任せなのですがうーん庇部なので梯子で修理。

大屋根は高く急勾配なので無理ですが、なんとか応急手当

の次ぐらい(耐久10年?)の処置。

ガレージ製作

ガレージ製作

 

ガレージ1.JPG

 

この辺りは少し高台になってる為か西風が強い時があるので

基礎を頑丈に!70cm掘って60x60cm底面にしてコンクリートを

流し込みました。まあコンクリート入るわ、入るわ、

計算はしていたのですが感覚半分で始めるので何時もこうですね。

ついでに鉄筋も入れて、、頑丈第一!何事も基礎が大事と言いますから。

(私に基礎工事の基礎が無いからですね。)

 

下の画像が完成図。

裏山のヒノキを2年前に刻んでおいた物ですが2年もほっといたので

ホゾが合わない、せっかくの金輪接ぎが捻れて合わない、で、無理やり

はめ込んだら割れそうになったりとたいへーん。見えないところで

コースレッド(木ネジ)叩き込んで落ち着いてもらいました。

 

ガレージ2.JPG